◆ヴァジュラサットヴァ（金剛さった）シャクティ像◆仏教　チベット

◆ヴァジュラサットヴァ（金剛さった）シャクティ像◆仏教　チベット

密教においては大日如来の次に位の高いとされる、金剛さったは、仏と菩薩の両者を兼ねる尊格の代表です。
「金剛のように硬い意志で悟りを求める」という意味合いがあり、
右手には金剛杵、左手には金剛鈴を持ちます。
衆生の菩提心（悟りを希求する心）を呼び起こし、そして導く仏様です。
涅槃に至る厳しい修行を行う為、修行僧を守る菩薩様です。

ヤブ・ユム(結合像)の姿勢をとっていることをシャクティをいう。
ヤブ・ユムとはチベット語であり、逐語的には「父上-母上」。男女両尊、父母仏。
一般に智慧と方便の原初的、神秘的な結合を表現しているものとされている。
仏教において男性原理とは能動であり、方便を表すもの。それは悟りを得るためには必須。
そして女性原理とは受動であり、知性を表すもので、やはり悟りには欠かせない。
特にチベットのタントラ仏教における中心的な教えである。

商品説明

★サイズ：高さ約26.5cm、最大幅18.5cm、奥行き：約17cm、重さ：2093g

★真鍮製、一部に鍍金製

★チベット製・新品未使用

★重量感たっぷりの細かな彫り細工が見事な仏像です。